Key Metrics
75
分
会議時間
8
人
参加者数
7
個
主要議題数
3
個
決定事項数
3
個
アクションアイテム数
Executive Summary
Key Insight
本会議では、右下2番先天欠損と左下0番癒合歯を持つ11歳小児の症例検討が行われました。MA(マルチプルトランスバースアプライアンス)の適用可否が主要な論点となり、早期接触とディープバイトの改善に向けた治療戦略について深く議論されました。最終的には、咬位のロックを外し、最小限の拡大と傾斜移動で前歯の干渉を避ける方針が合意されました。また、料金改定後の院内分割払いの運用や、新しいアタッチメント、MA/MOB連携機能に関する情報共有も行われ、次回の症例検討会の日程が決定しました。
Participants
森森本 南南舘 増増岡 大大 戸戸狩 渡渡辺 石石塚 TTomoko
Zoom接続トラブルと画面共有の問題
小児症例の概要と大先生の治療懸念
MA(マルチプルトランスバースアプライ...
癒合歯と歯根吸収リスク、C/D乳歯の処置
具体的な治療方針の議論と目標設定
料金変更と院内分割払いの運用
新しいアタッチメントとMA/MOB機能...
Discussion
Zoom接続トラブルと画面共有の問題
- 南舘: 会議冒頭、大先生の音声ハウリングが指摘されました。
- 南舘: 大先生にAirPodsやイヤホンの使用を提案しました。
- 戸狩: Windowsの場合、出力が複数選ばれている可能性があると示唆されました。
- 大: ハウリングはイヤホン探し後に改善されました。
- 大: Keynoteの共有に手間取り、システム設定を開くよう求められる問題が発生しました。
- 南舘: 大先生にパワーポイントファイルをSlackまたはチャットで送るよう依頼し、ファイルを受け取って南舘が共有しました。
Decision: なし
小児症例の概要と大先生の治療懸念
- 大: 11歳児の小児症例で、右下2番の先天欠損と左下0番の癒合歯があることを説明しました。
- 大: クリンチェックでは、右上の2番と右下の3番に早期接触が確認され、CR位で咬位を取るとANBが1級になるが、通常は3級になると述べました。
- 大: 主な悩みとして、CR位による早期接触の改善方法、将来的な右下2番のスペースへのインプラントの必要性、左右大臼歯関係が3級フィニッシュで良いか、MA(マルチプルトランスバースアプライアンス)使用の必要性を挙げました。
- 増岡: 下顎体で2番のスペースを空けてインプラントに持っていけた症例は見たことがなく、骨痩せのリスクから接着性ブリッジになる可能性が高いと指摘しました。
- 大: 下顎のSNBが小さいため、MAを使う必要はないのではないか、叢生改善だけで良いのではないかという疑問を呈しました。
- 増岡: ANBが3.5だが、CR位のずれがあるため実際は2級の可能性があり、この患者はスケルタルよりデンタルな問題が大きいと分析しました。
Decision: なし
MA(マルチプルトランスバースアプライアンス)の使用検討とボルトン不調和
- 大: ディープバイト改善のためにMAを当初検討したが、分析の結果、必要性がないかもしれないと感じたことを説明しました。
- 増岡: MAを使うにはオーバージェットが必要であり、スペースは作れるが、非抜歯で治す決め打ちになると述べました。
- 増岡: 臼歯関係が3級になる可能性や、「すごい3級っぽい顔」になるリスクを指摘しました。
- 増岡: ボルトンの値が1.5歯分、約8ミリ程度悪い可能性があり、その改善方法が課題であることを示しました。
- 増岡: MAでの対応も考えられるが決め打ちしづらく、下顎犬歯間を広げるかどうかの判断が難しいと述べました。
- 増岡: 成長を考慮し、補綴も視野に入れたスペース管理が必要であると提案しました。
Decision: なし
癒合歯と歯根吸収リスク、C/D乳歯の処置
- 森本: 癒合歯の動態について増岡先生に質問し、動くケースと動かないケースがあることを確認しました。
- 大: 2番の歯根と乳歯の歯根がCTで近く、早期接触の改善に困っていること、右下3番の萌出も滞っていることを共有しました。
- 南舘: 2番の歯根と乳歯(DまたはC)が接触しているため、抜歯の検討を促しました。
- 増岡: Cを抜くと拡大が困難になる可能性を指摘し、抜くならCだが拡大を阻害する可能性があると述べました。
- 戸狩: クワドヘリックスで広げると、Cの歯根が3番の歯胚に接触し、歯胚の萌出方向が変わる可能性がある(早期に抜けるイメージ)と説明しました。
- 増岡: 2番の歯根吸収のリスク回避のため、乳歯のDを抜くことを検討するのが良いかもしれないと述べました。
Decision: なし
具体的な治療方針の議論と目標設定
- 増岡: 治療の優先順位として、まず2番を出すこと、それに伴う上顎前歯部の拡大が必要であると述べました。
- 増岡: 下顎も拡大しないと犬歯間がずれるため、下顎も拡大し、12番と43番が当たらない方向にずらすべきだと提案しました。
- 増岡: ディープバイトも考慮し、下顎の補綴の可能性を事前に話しておく必要性を強調しました。
- 南舘: 歯根を動かさずに傾斜移動で切縁だけ揃えるクリンチェックの案が無難であり、まず咬位を把握すべきだと提案しました。
- 増岡: 交叉咬合を直すためには上顎の2番から2番を出す拡大と下顎の拡大が必要であり、患者には補綴の可能性が高いと伝えるべきだと述べました。
- 増岡: 乳歯にIPRを施し、遠心に3番を誘導することで拡大量を減らし、3番の萌出に良い影響を与える可能性について言及しました。
- 増岡: 患者には補綴の可能性を説明しつつ、まずは機能的な咬位のずれを直し、最小限の上顎拡大でロックを外して再評価する方針が提示されました。
- 石塚: 上顎の歯槽部分が狭い印象から、積極的な拡大と干渉、バイト上げ、前後径の拡大を提案し、下顎の近心移動や小臼歯抜歯の選択肢も患者に提示すべきだと述べました。
Decision: 初期治療として、交叉咬合とディープバイトの改善を優先し、最小限の上顎拡大と傾斜移動で咬位のロックを外す方針が合意されました。下顎の歯間スペースは決め打ちせずに管理し、拡大後に3番の萌出を確認し、必要に応じ乳歯の抜歯を行うことになりました。将来的な補綴の可能性は患者に説明する方針です。
料金変更と院内分割払いの運用
- 増岡: 4月からの料金変更に伴い、スムーズな移行が必要であることを説明し、ホームページの更新を今日中に連絡済みであると述べました。
- 増岡: 4月頭から初診の患者には、移行期間としてホームページ更新後1ヶ月程度は旧料金での案内も一時的に許可する方針を示しました。
- 戸狩: モデレートやライトといった治療期間が短い患者向けに、12ヶ月払いの選択肢も検討されたことが共有されました。
- 増岡: モデレートを12回払いにするとコンプリヘンシブ24回払いより高くなるケースがあるため、18ヶ月払いを検討する余地があると述べました。
- 南舘: フル治療でも2年かからない症例があり、保定移行時に残金一括払いとすると他院で保定装置を作る患者が出る可能性があると懸念を示しました。
- 増岡: 他院で保定装置を作る患者が出ることは、チェアあたりの売上減を避けられるという点で、クリニックとしては健全な考え方かもしれないと述べました。
- 戸狩: 支払い管理ツールを使えば、初回が多く、残りが均等に割り振られる自動計算が可能であることを説明しました。
Decision: 4月からの料金変更に伴い、ホームページ更新まで移行期間を設け、一時的に旧料金での案内も可能とする方針が決定しました。院内分割払い期間はクリニックごとに判断し、オルソナビの支払い管理ツールを活用することが推奨されました。
新しいアタッチメントとMA/MOB機能に関する情報共有
- 森本: 切縁2ミリのエクステンドトリムラインを選ぶと、クリンチェックが止まるなど問題が発生した経験を共有し、選択しない方が良いと忠告しました。
- 戸狩: 2ミリのエクステンドトリムラインを選択した人が何人か出荷されてきたケースもあることを補足しました。
- 森本: エクステンドトリムラインは患者からの評判は良いものの、増岡先生は小児には向かず、歯肉の腫脹や貧血状態のリスクを指摘し、歯肉に合わせてエクステンドされているわけではないと述べました。
- 増岡: 新しいアタッチメント(PFA、ATOM)が開始されたが、現状では従来の手法で出す必要があり、クリンチェックが組み込まれずに戻ってくるケースが多いことを説明しました。
- Tomoko: 新しいアタッチメントのボンディング推奨資料の共有を依頼しました。
- 森本: MA使用時はCBCTがつかないが、MOB(マイオファンクショナルブレース)でクリンチェックを組み、その後MAに変更すると、ステージングを保持したままMAに変わるため、CBCTプランニングでのMA治療が可能になるという裏技を共有しました。
- 増岡: 森本先生の提案に対し、MOBを介してCBCTプランニングをMAに適用する可能性に理解を示しました。
Decision: なし
Decisions
DECIDED
なし
DECIDED
なし
DECIDED
なし
DECIDED
なし
DECIDED
初期治療として、交叉咬合とディープバイトの改善を優先し、最小限の上顎拡大と傾斜移動で咬位のロックを外す方針が合意されました。下顎の歯間スペースは決め打ちせずに管理し、拡大後に3番の萌出を確認し、必要に応じ乳歯の抜歯を行うことになりました。将来的な補綴の可能性は患者に説明する方針です。
DECIDED
4月からの料金変更に伴い、ホームページ更新まで移行期間を設け、一時的に旧料金での案内も可能とする方針が決定しました。院内分割払い期間はクリニックごとに判断し、オルソナビの支払い管理ツールを活用することが推奨されました。
DECIDED
なし
Action Items
増
新しいアタッチメントのボンディング推奨資料を確認し、Tomokoに共有する(スクショ等の方法で)
大
次回の症例検討会のために新しい症例を準備する
各
4月からの新料金体系への移行期間中、旧料金での案内と新料金を並行して行い、患者への説明を適切に行う。院内分割払い期間(12/18/24ヶ月)について各院で判断する。
Key Quotes
この下顎体で2番をスペース空けてインプラントに持っていけた症例を見たことないですね。
増
— 増岡
Cを抜きたいんだけど、Cを抜いちゃうと拡大ができないんですよね。
増
— 増岡
MOBでクリンチェックとりあえず組んじゃって、これをMAに変えてくださいって言ったそのステージングはそのまま保持したままMAに変わるらしいんですよ。
森
— 森本
不確実性があるけど、現状をこの噛み合わせであるとこの交叉咬合とディープバイトは直した方がいいので、早期治療で介入しますっていう話で。
増
— 増岡
Side Topics & Columns
COLUMN
大先生の患者番号のルール
ビジネス大先生が共有した症例の患者番号について増岡先生が質問しました。
- 増岡: 共有された患者番号「26536」の規則性を質問しました。
- 大: 0がルーム、5が青山、36が36人目の有料患者を意味すると説明しました。
”
COLUMN
マイオブレースとトレーナー系装置の活用
技術森本先生が症例の別の介入方法としてマイオブレースの可能性を提案しました。
- 森本: 別の治療介入として、Dを抜いてCも抜いた後にマイオブレースなどで様子を見るアプローチを提案しました。
- 増岡: オーバージェットのないケースでのマイオブレースの効果や、II級2類との比較について疑問を呈しました。
- 森本: 過蓋咬合などは改善するが、ロックが強い場合は変化が少ない場合もあると経験を共有しました。
- 戸狩: 上顎の叢生にマイオブレースは入れないこと、日本人には3級用マイオブレースがうまくいくことが多いと助言しました。
- 森本: マイオブレースと3DリンガルやBita Plateの併用で上顎前方拡大も可能であると示唆されました。
”
COLUMN
次回症例検討会とヨーロッパでの再会
雑談会議終盤に今後の連絡事項が共有されました。
- 戸狩: 次回の症例検討会の日程調整について確認がありました。
- 南舘: 5月のゴールデンウィーク明け、戸狩先生は8日、増岡先生は15日を提案し、最終的に15日で合意されました。
- 森本: 再来週ヨーロッパで増岡先生と会う予定があることに言及しました。
- 増岡: 参加者に対し、積極的に症例検討のテーマを出すよう促しました。
”
COLUMN
新たなアタッチメント資料の共有依頼
ビジネス新しいアタッチメントに関する増岡先生からの情報提供を受けて、Tomokoさんが資料共有を依頼しました。
- Tomoko: 新しいアタッチメントのボンディング推奨資料の共有を依頼しました。
- 増岡: 資料が多すぎると述べ、サインインが必要なため直接共有は難しいことを伝えました。
- 戸狩: スクショでの共有やブラウザ共有による操作を提案しました。
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